
ビタミン剤
第44章 エピテーゼ
Mside
ニノってすごいんだ
体力には断然自信が有ったけど
SEXでの消費するエネルギーはまた体力とは
別ものかもしれない
ふたりから愛されるって物凄く大変なんだ
ニノとはまだしっぽで繋がったまま
翔さんと雅紀が浴衣をはだけたさせて
目の前に腰を突き出して見せつけてくる
智以外のモノを咥えたのは
ついさっきのことなのにいきなりふたり同時に
差し出されても…
どうしていいのか戸惑ってしまう。
「っんん…んふっ……あふっ…んんぐっ」
背後からニノの行為が聴こえてくる
きっと智のモノを咥えこんで舐めてるんだ
俺じゃなくても誰でもいいのかな?
俺よりもニノのほうが上手?
ふたりの姿を想像すると涙が出そうになった
「潤、ハッピーバースデー
なんにも考えなくていいから気持ちよくなりな?
今夜は潤の為のお祝いなんだから
そんな顔するな。ほら、おいで」
引き抜かれたしっぽはかずの中に入ったまま
翔さんと雅紀から唾液を注がれるほどの
熱いキスを何度もしてもらって思考が麻痺した
みたいに頭の中がぼうっとしてしまう。
