ビタミン剤
第30章 ムテキのヒーロー
楽屋の扉が開いて3人が入ってきて
それぞれが優しい眼差しで俺のことを心配して
くれてたことを伝えてくれる。
「お、翔ちゃん戻って来れた?
おはよう大丈夫?」
「おはよう、翔くん。
うんもう、顔色悪くないね」
「はい、翔さん、カフェラテ
ちょっとおじさん、翔さん苦しそうですよ」
大切な仲間が心配してくれてる
俺が智くんの腕の中で抱きしめてられてても
みんなが微笑んでくれてる。
「うるせぇ!
久々の再会の恋人同士の邪魔すんなや!
なぁ、翔ちゃん
外野は気にせずいちゃいちゃしとこう」
だいすきな人に寄り添っていられる
あたたかで居心地いい場所
俺が出逢えた大切な仲間
この腕の中に俺はいてもいいんだよね?
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