ビタミン剤
第38章 愛のある風景
自分でも耳を塞ぎたくなるくらい
いやらしい水音を立てながら夢中で
行為にのめり込んでいく。
「はぁ…さとっ…早く、起きて…
ぁふっ…んぐっ」
喉奥いっぱいに導いて激しく頭を上下に
振ると掛布団がどんどん乱れてしまう。
「………っおわぁ…なっおめぇ、うおっ!」
やっと起きてくれた…
遅いんだよ
いつもはネチっこい程エロいクセに
捲れきった掛布団はとっくにベッドから
ずり落ちてて
目覚めたら股間にむしゃぶりつかれて
襲われてんだもん
そりゃびっくりしちゃうか
「ん…ぁ、智…おはよ…ね、もう…
乗っかっていい?」
いっぱいいっぱい舐めてぬるぬるにしたから
直ぐでも挿入できちゃうくらい準備万端だから
嫌だとか言わないで
「…ん、ほれ乗りな。
けど、まだ嵌めんじゃねえぞ、」
「ふえ?…ぁ、…なんで?」
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