星に見ている
第10章 経験値を盗めるなら…
僕は、納得して――――…
コーヒーを飲む…
ミルクの多目のコーヒーは…僕の好みを知った先生の配慮…
そうやって…1つづつお互いを知っていくんだろうか…
僕は、鞄から専門学校のカリキュラムのプリントを先生に見せる…
「ここ…卒業後の僕が通う学校…」
先生は、どれどれ?と、少し長くなった前髪をかきあげながらプリントを見る…
「へ〜…2年の教育なんだね…
お、ちゃんと資格と技術を身につけて卒業する流れなんだね―――――…なるほど…」
先生は、一緒に渡したパンフレットも見ながら…僕の通う学校を確認していた…