星に見ている
第2章 見て
君の中では…
僕は友達で――――――…
恋愛対象には絶対ならない…
だけど……
君が…【ゲイ】だったら…
って…都合よく考えて…
僕を見つけてくれる事を祈った――――…
そして…
都合よく……抱き締めて…
唇が重なればいいと……
…都合のいい事を…
夜な夜な考えたりもした…
そんな夜は…
無性に体が寂しくて―――…
でも…熱くて…
後々…罪悪感や嫌悪感で胃が重くなるくせに―――――…
男の性が出て―――…
僕を…苦しませる…
……君を汚す…僕は…
都合のいい言い訳を…毎回探す―――――――…
でも…毎回…
見つからない――――…