星に見ている
第2章 見て
君を想い…
月日が流れる―――――…
胸に溜めた気持ちは…閉鎖空間で僕を苦しめ続ける―――…
バレたくない気持ちは…常にあった…
でも――――…不意に目線が重なり…
笑いかけられると…
知られたくない気持ちが緩み…
気づいて欲しい――――…
って…ギュウギュウ詰めにされた僕の恋心が…
苦しがって…出てこようとする…
でも、その緩んだ気持ちは、あっという間に
固く…
冷たく――――――…
僕の中に引き返してくる――…
だって…
君の隣には―――――…
特別な女子が―――――――――――…現れたから…