星に見ている
第16章 真夜中の告白……
「ーーーそれで……その知人と…その件で…
ホテルで会ってたーーーーー…」
あ、ぁれ……ざわつく…
背中がーーーーざわつく…
「知人って、誰ですか?…何をーーーーー…話して来たんですか?
先生………」
重いーーーー…寒い…のに…
重い空気にーーーーーーーー…僕のこの質問は、正かったのだろうか…
「ーーーー昔…付き合っていた…人…
今、コンクールや審査の方に…顔が利くからってーーーー…」
長い…沈黙…
元恋人からーーーー連絡……
僕は…それだけでーーーー…察してしまう…