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えっちの経験値

第9章 忘れた方がいいですか?

「さすがお嬢様だな。人を見る目が無い」
「それこそお生憎様。お嬢様なんかじゃ
ありませんから。父親は普通のサラリーマンで
母親はスーパーでレジのパートしてますよ」

私の学費を稼ぐ為に。

公立高校の受験を失敗した私は
併願で受けたこの女子高に通うしか
道は残されていなかった。

公立高校は合格圏内だった。

まさか冗談半分で受験した
お嬢様学校に通うことになるとは。

でも、そのおかげで蓮先生に会えた。

蓮先生……

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