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えっちの経験値

第12章 笹野大輔の事情②

「咲良ぁ」
「なんですかー?」

咲良と一緒に居れば変われるかもしれない。

女々しい俺を打破してくれるかもしれない。

「あのさー」
「なーにー?」

咲良に傍に居てほしい。

咲良を好きになりかけている。

きっと、もっと好きになる。

「俺と付き合わねーか?」

やや間が空いた。

そして……

「コーヒー牛乳買ってくれたらねー」

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