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えっちの経験値

第18章 私を捨てますか?

「もう……行ってもいいかな……」

大輔は美穂のことが心配で
居ても立っても居られない様子だ。

私だってそこまでお人好しではない。

「セックスしてくれたらね」

いつもの公衆トイレを指差す。

「それは……出来ない。咲良に失礼だろ」
「私がセックスしてって言ってるの。
問題無いでしょ」
「美穂にも失礼だ」
「その美穂の妊娠中に散々私とセックス
しておきながら、よくそんな馬鹿げたこと
言えるね。呆れるわ」

この期に及んで大輔とセックスしたい
自分にも呆れる。

意地だ……これは。

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