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「私の何が悪いの？いつだって大ちゃんの
ことを想って……」

大輔のことを一番に考え
尽くしてきたつもり。

「そういうところだよ」
「セックスだって大ちゃんの要望に応えて……」

背徳的なセックス。

恥ずかしい格好もさせられ
卑猥な言葉も言わされた。

「後半は咲良だって喜んでやってただろ。
そういうところだよ。女としての
恥じらいが欠けてるんだよ、咲良は」
「じゃ、どうすれば良かったの？」

要望に応えることが愛情表現だった。