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えっちの経験値

第22章 一之瀬蓮の事情⑧

「蓮先生には……風俗に行ってほしく
ありません……」
「ですから、何度も言っている通り
俺も男ですからね」

俺を拒んでおいて言うかね、普通。

「私じゃ……ダメですか?」
「でも……さっき千佳先生は……」

だから嫌がってたでしょーが。

「付き合っていただけないでしょうか」

……そっちか。

そもそも俺は千佳の想いには
応えられないと告げようとしていた。

目先にある千佳の身体に翻弄され
忘れていた。

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