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えっちの経験値

第26章 幼かった頃の恋を復活させてもいいですか?

「嘘じゃないってッ!ホントに親友だったん
だってばッ!」

直人がスマホをよこせという仕草をした。

そして「後は任せろ」という具合に
何度も頷いた。

事の成り行きが気になる私は
スピーカーの状態にして
直人にスマホを渡した。

「突然電話を代わってしまい申し訳ありません。
五十嵐直人と申します」

母親の声が聞こえない。

そして……やや間が空き

『あの直人くんッ!?スイミングスクールで
一緒だったッ!?すぐに思い出せなくて
ごめんなさいねぇ。おばさんだからぁ。
ところで、お母様はお元気にしてるぅ?』

……そうだった。

直人と母親は顔見知りだった。

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