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えっちの経験値

第30章 一之瀬蓮の事情⑨

「すみません。連れ出してくれて
助かりました」
「いやいや。ま、色々あるわな」

コンビニにまでの道中。

「ですね……俺が悪いんです……ホントに」

話を聞いてほしそうな雰囲気。

俺も教師の端くれ。

何か言いたげな生徒は何となく分かる。

「そもそも俺がこのマンションに越してきた
のには理由があって……」

直人は余程話す相手が居ないのか
聞いてもらえる相手を探していたのか
流暢に話を始めた。

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