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えっちの経験値

第37章 朝比奈馨の事情①

このクリニックには5つの診察室があり
各部屋の雰囲気は異なるものの
共通している点は
中央にキングサイズのベッドを
置いていることだけ。

「お待たせしました」
「なんかここ……落ち着きますね。
気持ちが安らぎます」

患者の仲谷未菜は
ガウンだけを纏った姿で
ベッドに座っている。

「そう言っていただけると幸いです」
「それにとてもいい匂いがする」
「今の未菜さんに合わせて調合したアロマを
焚いています。おきに召すようでしたら
診察後にお渡ししますよ」

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