テキストサイズ

えっちの経験値

第43章 経験値を積む?

「蓮先生……どうしたのかな……」

全身の力が抜けると
その場にしゃがみこんだ。

帰ろうかな……

もう少しだけ待ってみようかな……

こんな想いを数時間繰り返す。

……あれ?

一瞬、雨が止んだのかと思った。

容赦なく私を濡らしていた雨が遮られた。

「咲良ちゃん」

雨を遮った物体の正体は
私に向けられた傘。

「朝顔先生……」
「行こうか」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ