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えっちの経験値

第52章 私が好きなのは?

ほぼ眠れず朝を迎えた。

「咲良ちゃん。おはよう」

朝顔先生はダイニングで
昨夜私が作ったお粥を食べていた。

「先生、大丈夫なの?」

まだおでこに冷えピタ貼ってますけど。

「今日はちょっと行かなきゃいけない所が
あるから。熱はだいぶ下がったよ」

朝顔先生が朝から出掛けるなんて
初めてのことだった。

「あまり無理しないでね」
「ありがとう。お粥美味しかったよ。
ごちそうさま」

朝顔先生はそそくさと出掛けていった。

……避けられてる?私。

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