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互いの唇は離れることなく
身体ごと向き合う。

朝顔先生は私の身体を
包み込むように優しく抱き締め
私は朝顔先生の腰に手を回す。

あれだけ互いに緊張していたのに
今は自然な形で抱き合っている。

迷いなんてどこ吹く風。

朝顔先生に抱かれたい。

「馨……好き……」

ここで「朝顔先生」なんて口にしたら
きっと拗ねちゃう。

でも私は照れ臭く
朝顔先生の胸に顔を埋める。