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えっちの経験値

第57章 決断する時?

そのドアから中の様子を窺うと
Tシャツとトランクス姿の蓮先生が
壁に寄り掛かり項垂れていた。

「蓮先生?」

ひょっこり顔を覗かせた。

「……咲良だったか」

白いキャミソール姿の女の声が
聞こえていたらしい。

「ご近所さんみたいね。あの女の人」
「前に話した先輩の嫁さん。初恋の相手だ。
とりあえず入れよ」

……ダメだ。

蓮先生のこととあっては
割り切れない。

だって蓮先生が好きだもん。

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