Kissからはじめよう SO & AN
第14章 One Step4 智
4-2
「オハヨー、大野さん」
「・・・おはよ・・・」
相葉ちゃんの100%の笑顔が眩しい
薬は飲んだけど 大きな声を出すとまだ頭に響くから 自然と小声になるのに気づき
相葉ちゃんが心配そうに覗き込んでくる
「・・・どうしたの?元気ないね、風邪?」
「・・ん・・・二日酔いだから大丈夫」
「それならいいけど・・・でも珍しいね、大野さんがそこまで飲むの」
「うん・・・」
「あ、わかった、翔ちゃんとデートだったんだ」
「・・・確かにしょーくんと一緒だったけど・・・相葉ちゃん、男同士でそういうの変だって言ってたじゃん・・・」
「他人の恋愛には口出ししないよ?大野さんと翔ちゃんお似合いだし」
「・・・・・・」