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Kissからはじめよう SO & AN

第15章 One Step5 翔



玄関を入ったところで俺に身を預けてきてくれた、と思ったのは大間違いで、
単に眠さが限界を超えただけらしい。
抱き上げてベッドに運ぶまでの間に熟睡してしまった智くんを しばらく諦め悪く見つめていたものの、俺はすごすご退散するしかなかった


完全に「お預け」を食らった犬状態


分からないのは智くんがあそこまで酔ったのは、俺とそうなることを覚悟して、緊張を解そうとし、シラフではいられなくなった結果なのか

はたまた 送り狼なんぞになりそうにない安全パイの俺と一緒だからと 安心して飲みすぎただけなのか

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