テキストサイズ

Kissからはじめよう SO & AN

第17章 One Step7 翔



何回も、いや、何十回も描いた予想よりも 
かなり濃厚だった数秒間

自分でもそれとわかるほど 
真っ赤になって 言葉も出ないまま
荒く息をする俺に向かって 
可愛い天使は 伺うような上目遣いをする


「しょーくん真っ赤・・・もしかして怒った?」
「・・・天にも昇る気持ちです・・・」


「あ、それやっぱり恋だよ、俺と同じだもん」





天使にノックアウト
でも、俺たち 確かに一歩踏み出せたね



そしてもう一度・・・、と顔を近づけた途端 
二人同時に派手なくしゃみをした





第二部END(第三部あいにの編へと続きます)



ストーリーメニュー

TOPTOPへ