Kissからはじめよう SO & AN
第19章 君のために僕がいる2 和也
それでも、迷いながらその一枚をファイルに保存し、まーくんとのLINEの壁紙にした
まーくんの写真を見ながらまーくんと会話する・・・
その秘密はちょっと甘く、これぐらいのことしてもいいだろう、と自分自身に許す贅沢
はー・・・それにしても報われねぇなぁ・・・
こんなことしてる間にナンパでも合コンでもして可愛い彼女GETしたほうが建設的なのに
そう思いながらも俺はずっとベンチでまーくんを見つめてる
きっとこれからもあいつが楽しそうに何かしてるところを ちょっと離れたところから
黙って見つめる人生なんだろうな
時々笑ってバカな話出来ればいい
それ以上は望まない、と決めたから
あいつが幸せそうに笑ってくれてれば 俺はそれでいいんだ