Kissからはじめよう SO & AN
第27章 君のために僕がいる10 和也
当たり前すぎる問の答も 当たり前に想像できて、
結局 俺は何も言えないままに
まーくんと距離を置くことにした
学生の時はいつも遊んでた冬休み
社会人になった今年は、
そんなに時間は取れないけど、初詣に行ったり
家でゲームしたりしよう、って話してたのに、
そんなことも全部出来ないままだ
まーくんからは 何度かメールが入ったり
電話がかかってきたりしたけど、
そのどれにも反応を返さないままに
大晦日も三ケ日も終わった。
そして6日からは また仕事も始まったけど