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Kissからはじめよう SO & AN

第27章 君のために僕がいる10 和也


10-5

そこには『金賞』の文字と屋外らしき場所で、
下を向いて佇む俺の姿

「え・・・」


これ・・・いつかまーくんと行った公園だ

背景は わざとピントを外したらしく、
光に溶けたような青とか緑とかが 
白っぽく暈かしたようになってるんだけど、

俺にはわかる


俺はこの時 まーくんの分までコーヒーの缶を捨てに行って・・・


え?
好きな人、ってどこに?










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