Kissからはじめよう SO & AN
第30章 楽園3 和也
「いらっしゃい、やっぱ東京寒いね、部屋あったまるまで上着脱げないよ」
「おかえり・・・ちょっと疲れてるんじゃね?」
「ただいまー・・・うーん、ハードはハードだったけどね・・・でも楽しかったよ」
「そんならいいけど、無理すんなよ?」
一緒に食べようと まーくんが鞄からいろんなものを出してくれる
「ほら、まずこれが泡盛と地ビールね、そんでこっちがラフテーとアグー豚のハム、それから海ブドウとハブカレー、ジーマーミ豆腐、こっちはマンゴーとパイナップル。沖縄そばのカップ麺もあるんだよ」
「よくこんなに持ってこれたな・・・」
「ふふーん、褒めて褒めて。俺、すっごく頑張ったの。和くんと一緒に食べたかったから」
「・・・・・・」