Kissからはじめよう SO & AN
第30章 楽園3 和也
「和くん、用意できたよ、飲も飲も♪」
まーくんの このいつもどおりの天真爛漫さ
少なくとも こいつには後ろめたいところはないみたいだ
と、ホッとする
でもこいつと付き合っていくということは これからもこういうこと何回もあるってことなんだろうなぁ
言い寄ってくる女の子の中には ものすごい美人もスタイルいい子もいるだろうし
その中には 性格も良くてまーくんと気が合う子もいるだろう
最初はそんなつもりなくても そういうことが繰り返されたら
いつかまーくんは 俺より女の子のほうがいいと気づくかも知れない
それはごくごく当然のことだもんな