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Kissからはじめよう SO & AN

第35章 楽園8 雅紀



「俺、しょーくんに愛されてるのは十分わかるんだけど・・・
じゃあ何で?相葉ちゃん、俺ってそんなに色気無い?手を出したくなる魅力に欠けてる?」
「そんなことあるはずないじゃん、大野さんは綺麗だしカッコいいし、色気もあると思うよ」

「ホント?じゃあ、相葉ちゃん 俺を見てヤリたいって思う?」
「いや・・それは・・・ほら、俺には和くんいるし」

「そっか・・・でも 和くんいなかったらどう?俺とキスしたいとか思う?」
「いやいやいや・・・」

和くんいなかったら、なんて言われてもそんなこと想像つかない

でも、俺にぐっと近寄って来た大野さんは確かにイケメンで、
こんなに至近距離で見ると ちょっとドキッとしてしまう



待って待って・・・いくら何でも顔が近いよ・・・


そう思って肩をがしっと掴んで ぐいっと押し返そうとした時、

大野さんの向こう、店と厨房を繋ぐ出入り口に よーーーーく知ってる顔が見えた




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