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Kissからはじめよう SO & AN

第38章 楽園11 和也


11-3

「話って何」
「うん・・・まずはこの間の大野さんのこと・・・」

「それはもういいよ。お前が違うって言うのなら違うんだろ」
「和くん・・・」



俺としては
そっちはいいから、違う方の事を早く話せよ、
と じりじりしてるんだけど
お前の言葉を信じるから、と宣言した俺に
まーくんは瞳をうるうるさせて感動してる


「和くん・・・ごめんね、ありがとう・・・
あの、大野さんね、翔ちゃんが何もしてくれないのは自分に魅力が無いせいじゃないのか?って悩んでて・・・あれはホントに何でもないからね」
「あぁ、それはもういいって・・・。で、別の話って?」

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