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Kissからはじめよう SO & AN

第40章 楽園13 和也



違う、まーくんじゃない
理性ではわかってるのに、
俺の感情は その事実から目を背けようとする



そして

今だけでもいい、
まーくんだと思いたい。

・・・そんな気持ちが勝った瞬間、涙が頬を伝った


「・・・っ、まーくん・・・」



暖かい腕を手繰り寄せると、その腕はしっかりと俺の背中に回され、

俺も好きだ、と言う前に
そっと唇が塞がれた



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