Kissからはじめよう SO & AN
第44章 このままもっと3 翔
3-2
「しょーくん、じゃあ正々堂々、勝負して決めよう」
「へ?勝負?な、何で?」
「カラオケ高得点とか」
「・・・歌は関係ないよね?」
「身体の柔らかさとか」
「やる前から勝負見えてるからパス」
「どっちが絵が上手いか、とか」
「あ、それならちょっと自信あるかも。でも誰が決めるの?」
「えー、せっかく俺が勝てそうなもの並べてるのに」
「それズルいよ・・・でもほら、イイ声出して身体が柔らかい、ってどっちかって言うと
攻め側より受け側になった方が魅力全開って感じじゃない?」
「あ、ホント?じゃあ、俺が受けで・・・って。なるかっ!」
「ダメか・・・・・・でもさ、マジで智くんは小っちゃくて可愛いもん、受けが似合うと思うけどなー」