無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「和くん、ほんとに帰っちゃうの？俺の服　貸すのに・・・」
「ネクタイはともかく　シャツは大きすぎるだろ。明日また来るから・・・」

「うん、でもさ、今度は平日でも泊まれるように　ワイシャツとネクタイもうちに置いとこうね」
「うん・・・///」


帰り道、まーくんの貸してくれた傘をさして歩きながら、
もしかして先輩は今日　大野さんちに泊まりかな？なんて考える

なんだかんだ言ってもあの二人は、見てるこっちが馬鹿らしくなるほどラブラブで
今頃は仲直りをして、いつもよりもっとでれでれ甘ったるい会話をしてるに違いない


チクショー
俺もまーくんちに泊まりたかった


今週末は　絶対ワイシャツとネクタイを買いに行こう、と誓いながら
俺は雨の中を歩き続けた