テキストサイズ

Kissからはじめよう SO & AN

第65章 Happiness1 潤



「まぁ、いいけど・・・何かわかんないけど、喧嘩は終わったんだろ?」

「うん、お陰様で!ぐずぐず言ってた和くんがやっと覚悟決めてくれて」
「ぐずぐず、って何だよ。俺はお前みたいに後先考えずに行動したりしないだけだ。
お前も人類の端くれなら 運動神経だけで生きてないで、少しは脳みそ使え!」

「俺だって考えたよ!考えに考えた上での行動だったんだから」
「お前のはただのフェイクじゃん。潤くん、聞いてよ。コイツってば俺の事騙して・・」

「違うってば。あれは、俺だって、もしもの時の事も覚悟してたんだよ・・
ほら、その証拠に、ホントに別れることになったら・・・、って想像しただけで泣きそうになっちゃって・・・。だってさ、俺 和くんのいない人生なんて考えられないもん」
「・・・まーくん・・・」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ