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Kissからはじめよう SO & AN

第67章 Hero1 翔


1-2

愛しの智くんを置いての研修だったのだから
土産物も土産話もふんだんに!

これイコール俺の愛情なのだ


それに、何と言っても今回の研修は 
11月26,27日と言う 涙ちょちょぎれる日程で
年に一日しかない智くんの誕生日をブッチする事を
余儀なくされたのだから
今、手にしてる紙袋の中の山口で評判のスイーツ「銘菓舌鼓」「外郎」「月でひろった卵」や 名酒「獺祭」の他にも「フグの一夜干し」と「白銀」という蒲鉾、それから「瓦蕎麦」「バフンウニの瓶詰」のセットなんかをクール宅急便で送るように手配済

ご機嫌伺い・・いやいや
愛情の具現化に抜かりはないぜ


「あぁ、なるほどね。大野さんの誕生日だから あんなにいっぱい買い込んだんだ?
お土産と誕生日プレゼント一気に済ませて一石二鳥ってわけっすね」
「は?お前、何言ってんの?」

「え?」




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