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4-2

その後　何事も無かったかのように食べたり飲んだりして
みんなが帰って　二人きりになってから
しょーくんが　申し訳なさそうに眉毛を下げる


「智くん、ごめんね」
「え？何が？」

「誕生日のお祝い・・・ホントは今日あたり　
二人で　月の裏に行こうと思ってたんだけど
こんなに騒がしくしちゃって。しかも主役は智くんなのに　場所をウチでやるなんて」
「あは・・そんなこといいよ。みんながお祝いしてくれるのも嬉しいもん。
それに　準備も後片付けもみんながやってくれて　俺は何もしてないし」


思いがけない言葉にちょっと驚いた
俺はそんな事全然気にしてないんだけど
しょーくんは　いつも俺の事
あれこれ気にかけてくれるんだ