崩れ落ちたプライドの先に…
第7章 初体験
「んだよ…マドカちゃん遅いからっ」
…私が遅いから…心配してくれたの?かな?
『あ…ごめ』
と謝ろうとした時…
「おい、湯船つかるなら泡ぶろしようぜっ」
そう言って脱衣所へ戻り腰にタオルを巻いて再び戻ってきた。
『ちょ…なに!?まだ…心の準備がっ』
嶋田さんは、体をさっと流すと湯船の中に入ってきて何か粉のようなものを入れて…
「なに?心の準備って?…なに~?ここでするのかと思ったのかな?」
笑ってそう言った。
やっぱ…こいつむかつく…
って私、なんでこいつとお風呂につかってるんだし!!
そう思い私は、お風呂から出ようとした…が
「もう少しだけ」
引っ張られた私の体は…
後ろから彼に抱き着かれて座っている状態だ。