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ゾロゾロとホスト達が
入って来た。




さすが…
歌舞伎町で1．2を
争うホストクラブだけ
あって、
皆、美形揃いだった。




俺は慌ててこの重圧に、
呑まれ込まれないようにフタをした。




『おはようございます！
翔さん！』




『ああ！おはよう！』




皆次々と、
ＮＯ．1ホストの翔さんに、
挨拶をしていた。











……そしていよいよ……
俺が呼ばれた！











『……皆揃ったな！……』



『はーい♪』




『……よし、ナツ……
前に来い！』




『……ハイッ！……』




『……皆……！
今日からデビューする、
新人ホストだ。
ナツ？
自己紹介して？』




『……ハイッ……！ナツです！
この世界は未経験だけど、
頑張って行きます！
皆さんよろしく御指導下さい！』




すると従業員から拍手が起こった。





『よろしく！』『頑張れよ！』


と口々に言ってくれた。



すると翔さんが、




『……ナツは……
俺が面倒見てる奴だから、
皆いろいろ教えてやってくれよ！』




『ハイ！翔さん！』




『よし皆、開店するぞ！』




『ハイ！』




こうして俺の超緊張した、
ホストデビューが終わった。





……後は……
死ぬ気でやるだけ！
俺は肝に命じた。