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自堕落な天使達

第3章 *翔と奈美*





すっかり長居してしまった俺は、
翔さんの待つマンションに急いで、
向かっていた……
この後起こる最悪な事態も知らずに、
俺は家路を急いでいた。










……ただ早く……
翔さんに逢いたかった……











そして俺はマンションに着いて、
リビングに入ろうとした時だった。





俺は中の異変に気が着いた……





……人の気配……




を、感じたが……




……翔さんの……
お客さんでも来てるのか?と思って、
さほど気にもとめず、
俺は中に入って行った。




……この時……
俺は玄関に女物の靴がある事など、
気にも止めてなかった。




ーーー
ーーーー
ーーーーー




『……ン、はあ……翔……』




『……アッアッ……奈美……
奈美……ンッ……』




……俺と奈美が……
まさにベットの上で至福の瞬間を、
迎えている真っ最中に、
その最悪な瞬間が訪れた!!




『……ただいま!……』




『……え?……』




『……え?……』




俺と奈美は一瞬、
ベットの上で固まったが、



『……わ!……奈美ヤベー!
ナツ帰って来た!服着てッ!』




『……えっ……無理よッ!
この状態で!』




……そう……
時すでに遅しであった……







……万事休す!……





……アーメン!……

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