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姉弟の日記

第4章 ハロウィンが過ぎた頃に...


11/13(日)

檸檬


この前ね朝に知らない電話番号から電話きたの。

こうゆうこと結構あって、出ないとずっとかかってくるから
案外出た方がいいなって

その電話番号の人には1回目で出たの


男の人で他愛ない話してたのよ。

でも切ろうとすると絶対止められたし
名前とか知ってない様子どけど檸檬への好意が凄くて

気持ち悪くて「仕事だから切るね」って嘘ついて止められても無理矢理切った。



檸檬そのあと疑心暗鬼になったのか監視されてる気がして、
ほら、番号知られたら名前とか住所とか個人情報分かるかもしれんし、GPSとかもあるし

だから檸檬も相手の電話番号調べるんだけど
全く出てこなくて

でも似てるってゆうか、近い番号は見つかって
他にも情報ネットでのってたんだけど住所が良く行くお店だから
とりあえず友達と3人で行こうってなったの




そしたらもうてんやわんや。

最初は普通の個人経営のお店、普通の男二人の店員さんがいたんだけど


この電話番号知りませんか?って聞き込みするだけじゃあれだから
買い物していこうってパンが美味しそうだったからいっぱい買って

友達が次会計しようとすると
店員さんが「お前には売れない、ほしいと思ってないだろ」

とか言い出して
しまいに暴れだしたの。

「それとあんたがさっき言ってた電話番号の主、あいつだよ」

ってなんか顎であっち見ろよって店員さんがクイッて動かして

檸檬たちみんな後ろ向いたら


従業員以外立ち入り禁止のとこから
ここにいる友達の旦那さんが出てきて


「なんで?」って友達二人が言ってると

「◎※☆〇♪△」って意味不明な言葉発しながら奥さんじゃなくて檸檬に寄ってきたの


この人だ
電話越しに聞いた声に似てる!

必死に走って出入り口まで行こうとするんだけど
ぎりぎりで腕掴まれて

それでも引き剥がしては掴まりを繰り返したり
友達に助けられたりして逃げた




とゆう、夢を見たんだ…
普通夢って色々変わるでしょ?

外にいたはずなのに室内にいつの間にいる
みたいな。


それがないし
知らない電話番号は現実の世界でもよく鳴ってた時があったから

リアルすぎて
あ、これ書こうってなりましたん。


お店に行くまでは怖かったけど
追われてる時はディズニー映画みたいな感じで檸檬は楽しかったー



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