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拘束【月詠編】

第3章 4-1【一応のムスビ】

アルバイトの学生に、詰めろと指示をした。

アルバイトの学生は、怪訝な顔をした。

「なんか動いてるんすけど。」


なので、俺は、いってやったんだ。

「気にするな」と。そういったものはたくさん、これからもあるんだし、慣れろと。


アルバイトの学生は不慣れな手つきでラップで巻いて、箱づめしていた。

まぁ、気づくわけないだろう。

木を隠すなら森の中というからな。


「お~い、バイト。明日はもっとでっかいのやってもらうからな。」

アルバイト
「うへぇ~」。

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