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☆激辛H☆初ドライブは危険がいっぱい!?

第1章 星夢


自動販売機の光がすぐそこまで迫ってきた。


「…助けて!先輩・・!誰か!!」


このままじゃ死ぬ!!


「・・・誰かぁぁ…!!!!」


命を脅かす時間ほど、死を怖れる時間ほど、人間は体感でゆっくりと味わうことにらしい…


「・・・怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…」


一瞬ですらも止まって思えるほどの長い時間の刹那ー


「・・・せ、先輩…?」


俺の目に薫先輩の艶かしい唇が映った。


「おまえのせいだ・・・」


「えっ・・・」


「おまえのせいで私は…」


「・・・・・」

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