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校えっち(校閲)ガール

第10章 伊波杏奈の事情①

意味もなく渋谷の街をひとりブラつく。

翔太は大学だし
遊ぶ友達も居ないし。

「ハウドゥーユードゥー」

男性に声を掛けられポンと肩を叩かれた。

「何でしょうか?」
「あ……外人さんじゃないの?」

スーツを着たサラリーマン風の男性。

「ハーフですけど英語は喋れません。
ウエンツ瑛士やお笑いのアントニーと
同じです」
「へぇ。キミ面白いね。それに可愛いし。
モデルとか興味ない?」

これが噂のスカウトか。

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