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校えっち(校閲)ガール

第14章 桐生悠人の事情⑤

『チュンチュン♪』

俺は雀のさえずりと共に起床した。

昨夜の居酒屋の校閲……やっちまった。

俺は酒が弱い。

覚えているのは
未央に膝まくらしてもらったこと。

それと……

『悠人だぁいっすきッ。あいらびゅー。
あいうぉんちゅー。あいにーでゅー』

酔った勢いだろうけど
メチャクチャ嬉しかった。

未央は酒が入ると
はっちゃけるらしい。

意外な一面を知れたし得した気分。

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