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校えっち(校閲)ガール

第23章 私のカレシと私のトモダチ

悠人がシャワーを浴び終え
バスタオルを腰に巻き
リビングに現れた。

「悠人ッ。この子ね私の……」

居ても立ってもいられず
杏奈のページを見開くと
悠人に見せつけた。

悠人は瞬時に目線を反らした。

「同級生……なんだけど……」

悠人の様子に発した言葉が尻つぼみになる。

「……友達か?」

ヤングキャンプどころか私をも
見ようとはしない悠人。

「ぅん。今も連絡取ってる。さっきも電話
あったりして……」

そういえば……杏奈の用件

『冗談社で働いている人のことを
知りたいんだけど』

誰のことだろ。

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