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校えっち(校閲)ガール

第27章 桐生悠人の事情⑦

翌朝、撮影に向かう俺は
リビングで着替えていた。

「悠人……出掛けるの?」

今にも泣きそうな表情をする未央。

「あぁ。仕事を頼まれちゃってね」
「……何の仕事……ぅぅん……何でもない」

気になっている雰囲気が窺えたが
答えずにいた。

「……行ってくるわ」

撮影は夕方からだが未央を避けるように
早目に自宅を出た。

西日をバックに海岸を一望出来るコテージでの
スローセックスということらしい。

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