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校えっち(校閲)ガール

第29章 桐生悠人の事情⑧

十二分に手応えはあった。

これまで俺が出演したAVの中で
最高の出来であろう。

「ありがとうございました」

杏奈は俺の腕からするりと抜けると
女性スタッフが用意していた
バスローブを纏った。

「杏奈ちゃんスッゴク良かったよぉッ!」
「見てるこっちまで切なくなっちゃった
よぉッ!」
「今もドキドキが止まらないッ!」

杏奈はスタッフに囲まれ
絶賛されていた。

それでいいと思った。

あくまで主役は女優。

俺は女優を輝かせる手助けをするだけ。

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