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校えっち(校閲)ガール

第5章 観覧車の校閲

悠人は脱いだジーンズとトランクスを穿くと
自分の真横をポンポンと叩き
私が隣に座るよう促した。

「ホッとした」

悠人は私の手を握ると恋人繋ぎをした。

「え……」
「これ、やっぱり来週にしとこうか」

悠人は私の真意をどこまで気付いて
いてくれてるのだろうか。

でも……

悠人ならきっと理解してくれている。

「飯食って帰ろうか」
「はい」

繋いだ手を強く握り返した。

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