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校えっち(校閲)ガール

第6章 桐生悠人の事情③

─────悠人に憤りを感じた未央は
頭から布団を被り怒りを鎮める。



さしずめこんなところだろう。

呆れちゃっただろうな。

嫌われちゃったかも。

……

「あの……いっぱいです」
「え?」

頭から布団を被った未央が
モゴモゴと口にした。

「ちょっとじゃなくていっぱいです……嫉妬」
「あ……」

……忘れていた。

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