 
その男、溺愛注意報。
第2章 出会い
慌てて制服の乱れを直し、
保健室から出て行く女。
入口にいた男との
会話が聞こえてきた。
「ゆき!心配で授業抜けて見に来たんだよ、大丈夫?」
「あ、ごめん、少し寝たらもう良くなったみたい…」
「そう?ならよかったけど…鍵何で閉めてたの?」
「え!?せ、先生が不在で……閉めるように言われてて……っ、」
「へぇ、そっか。」
カップルの会話
女が必死に誤魔化そうとする様子が
ほんとに滑稽
笑える
誰にだって、自分の中に
ルールみたいなものがある
自分だけのルール
絶対にしたくないこと
基準
価値観
俺が女の子を抱く上での
“ルール”
『彼氏持ちの女とはヤらない』
 
 作品トップ
作品トップ 目次
目次 作者トップ
作者トップ レビューを見る
レビューを見る ファンになる
ファンになる 本棚へ入れる
本棚へ入れる 拍手する
拍手する 友達に教える
友達に教える