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おまけのEverlasting Love

第10章 もしもシリーズ②



錦戸「…あのさ…俺本間こういうの苦手やねんけど…」


錦戸「アラサーが朗読?恥ずすぎるやろ…」


錦戸「しかもこんなんやってもどうせ誰も聞いてへんって。」


錦戸「えっ?読んでくれな先に進まへん?」


錦戸「ハァ……鬼ヶ島が見えた桃太郎達は、船に乗って鬼ヶ島に向かいました。」


錦戸「っていうかさ、船ってあんな漁船とかちゃうんやろ?」


錦戸「こう手でオールを漕ぎながら渡るんやろ?」


錦戸「よう渡れたよな…俺やったら絶対無理やわ。」


錦戸「それ以前に動物を仲間にするんがありえへん。」


錦戸「イヌとサルはまだ許せるわ、キジって何やねん!?」


錦戸「私生活にまったく馴染みない奴がよう仲間にできたなって…ねぇ……」


錦戸「……。」


錦戸「…もっもうええやろ?鬼ヶ島に着きました。はい。」

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